養生法② 秋の過ごし方

ゆっくりな朝です。
目が覚めると外は明るくでもどんよりとしています。
窓を開けるとひんやりとした空気が入ってきてポツポツと雨が降っています。
晴れの天気が続いていたので雨の匂いと空気が心地よく心が落ち着きます。

まだまだ暑いわぁと思っていましたが、少し肌寒く感じると初秋から仲秋、晩秋へ移行しているのを感じますね。
今日のように雨で空気がしっとりしているといいのですが、秋は乾燥の季節。
東洋医学では体の中で秋に主役になるのが「肺」といわれますが、「肺」は乾燥を嫌って、潤いを好む臓器です。
秋から冬にかけて気や水のエネルギーが腎の方へうまく移行できずにいると肺に水分が溜まって鼻の粘膜がむくむと鼻がつまり、気管がむくむと咳やぜんそくになって呼吸器系の不調が出やすくなるそうです。

そこで「肺」に潤いを与えてくれるものとして「白い」食べ物をおススメ。
例えば、豆腐・豆乳・大根・ゆり根・れんこん・白菜・白ごま・里芋・長いも・白きくらげ・
白米・松の実・いか・帆立・豚肉・鶏肉などなど

こうして見ると旬のモノが多いですね。これから鍋料理が美味しくなりますがほとんどの「白い」食材が合うので簡単にたっぷりとれそうですね。
スポーツの秋ですが冬に向けてはヨガや太極拳など呼吸がゆっくりできるものを取り入れるといいそうですよ。
潤いは寝ている間につくられるので、美味しい鍋料理を食べてよく寝て乾燥や寒さに負けず元気に過ごしましょう。

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