柚子風呂でホッと

今朝はぐっと気温が下がっていると思いきやすんなり布団から出れました。
久しぶりに姉からメールが届いたので見てみると「初コタツキャンプ中~」と楽しそうな写真。寒いのにキャンプ!?と思いましたが、テントの中には簡易のベッドに寝袋、こたつの上にはガスコンロに鍋。外では焚火と小さな庭付きの家のようでなかなかいい感じ。
確かキャンプ場の近くには温泉もあると言っていたので冬キャンも夏とは違う楽しみ方があるんだな~と。

今朝は頂いた柚子を浮かべて柚子湯にゆっくり浸かりました。
何とも爽やかなゆずの香りはリラックスしながらエネルギーチャージができる最高のアロマ。
香りの中でも多くの人が好みやすい柑橘は、昔から身近にあったからなのでしょうね。
なんでも冬至に柚子風呂に入る習慣は、銭湯ができた江戸時代から始まったといわれるそうで、冬至は昼が短く寒いので命に関わる危険な日と考えられていたようです。
それで香りが強く旬の柚子が邪気を払うと考えられていたそう。

江戸時代の人たちもこうして同じように柚子が香る銭湯に入っていたと思うと感慨深いです。
そういえば天国にいる祖母の実家は久留米の「梅の湯」という銭湯だったと聞いたことがあるのですが、どれくらい昔からやっていたのかはわかりませんがきっと季節の柚子や菖蒲などを浮かべていたのではないかと想像します。
そういえば、なぜ浴槽を湯船ともいうのだろうと思ったのでちょっとググってみると、江戸時代に小舟に浴室や浴槽を積んだ船上のお風呂「移動式銭湯」があって、それは銭湯文化の一環として栄えていたそうですが、一般家庭にお風呂が設置されるようになるとその習慣は途絶えて「湯船」という言葉だけが残ったということです。

お風呂に銭湯、温泉と私たちには当たり前の習慣だったりしますがそういう身近な事に少し目を向けてみると面白いですね。

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