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美しいものを心に

今日はもう初夏のような日差しで天気がよかったので冬物の衣類から毛布までたくさん洗濯をして衣替えをしました。
むろん洗濯は洗濯機がしてくれますが、大きな毛布からデリケートな衣類まで大抵のモノは自分で洗えるので助かります。
春が短い鹿児島ですがまだ四月なのにもう夏がそこまで来てるのを感じた日曜日。。。

そんな今朝は先週コンサートに行った「フジコ・ヘミング」のピアノを聴いていました。
彼女は確か御年91歳になられると思うのですが、指揮者の方と腕を組んでもう一方は手押し車を押しながらステージに出て来られました。
今まで写真や映像で拝見したことはありますが、とても個性的な衣装とヘアスタイルで背中が丸くゆっくりとピアノのところまで歩いてこられる姿とその時のなんとも笑顔がやわらかくチャーミングで演奏が始まる前に十分惹きつけられてしまいました。

今回はソロではなく北九州グランフィルハーモニー管弦楽団と共演で指揮者はマリオ・コシック。
前半はモーツァルトのピアノ協奏曲 21番をその後ソロで「月の光」「ラ・カンパネラ」などを弾いてくださいました。
前から三列目のちょうどフジコさんのピアノを弾く指がよく見えるところでそれも感謝。
彼女の世界観や人生観そのものが音色になっているようで91歳でこうして演奏される姿はただそこにあるだけで美しく感じました。
自分がもし90歳になった時にどんなスタイルであれ人に触れて癒したり、少しでも誰かの助けになることや笑顔になれることを共有できていたらいいなと。
それをイメージしつつ、毎日なにか美しいモノをたくさん自分の中に取り入れていきたいなと思うのでした。


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