今日は久しぶりに一日雨模様となりました。
湿度が高めで蒸し暑いですが、日が差さない分暑さが違います。
日が暮れる時間も少し早くなりましたが、昨日実家に行くとちょうど夕暮れ時で裏の林から蝉の声と鈴虫の声が聞こえてきて夏から秋へと季節の重なりに耳をすませたひとときでした。
園では子ども達と必ずあいさつをしたり、話していることによく耳を傾けたり様子を見て声をかけたり、手をつないだり背中に手を添えたり自分の目線を子どもの目線に合わせることはよくあります。
何を言いたいかというと子ども達ひとりひとりにからだやこころをちゃんと向けるとスッとつながるようなそこにとてもあたたかな安心感がうまれます。
朝仕事に出かける時に犬の散歩に行かれるご近所の方とよく会うのですがいつも「いってらっしゃい」と声をかけてくれます。
つい先日夜に市電に乗ったのですが慣れないので鹿児島駅の方に行くのはこっちでいいのかしらときょろきょろしているとちょうど止まっていた市電の女性の車掌さんが顔を出して「どうされましたか?」と声を掛けてくださいました。
「鹿児島駅に行きたいのですが」というと「のりばはあちらですよ」と笑顔で教えてくださいました。
いいタイミングで声をかけてくださってすぐに駅方向ののりばに行けて、その車掌さんの電車が走って行く時に頭を下げると笑顔で手を上げてくださいました。
お陰で電車に遅れずに乗ることができました。
また電車では人が多くて少し気分がすぐれなかったのですが、目の前に座っていた方が声を掛けてくださって「すぐ降りますからどうぞ座ってください」と席を譲ってくださいました。
ほっこりする光景もよく目にすることがありますが、あたたかい素敵な人たちがたくさんいらっしゃいます。
日々の暮らしの中でこういうあたたかな人と人との交流があるというのはチカラにもなるし豊かにもなるし、人は人の中で生かされているんだなといろいろ思うことでした。