macro photography of piano

心の深いとこに響く~touch my soul

今朝は曇り空でしたが日が差してきて一気に春の陽気です。
池のメダカたちも冬の間ほとんど姿が見えなくて心配しましたが、今朝覗いてみると元気に泳ぎ回っています。この冬も乗り切ってくれました。

「二月は逃げる三月は去る」といいますが何かと忙しい中で二月はいろんな音楽を楽しむ機会に恵まれました。
ひとつはいつか生の演奏を聴いてみたいと願っていたピアニストの辻井伸行さん。
兄姉のお陰でチケットをゲットできて今回リサイタルに行くことができました。
曲はベートーベンのピアノ・ソナタ第21番<ワルトシュタイン>に始まって、
リストのノクターン<夢のなかに>、メフィスト・ワルツ第1番、
ショパンのノクターン第7番、第8番、ピアノ・ソナタ第3番
アンコールには三回も出て来てくださって最後の最後はラ・カンパネラを弾いてくださいました。まさか生でこの曲も聴くことができるなんて!
彼の奏でる音色の美しさと透明感に神聖さをも感じるほどで胸が熱くなりました。
終わりに鹿児島弁を交えてあいさつしてくださったり、焼酎や鹿児島の美味しいモノも堪能されたようで茶目っ気たっぷりのそのお人柄も魅力的でした。

その二日後には薩摩の伝統的な笛「天吹」の演奏を聴きに吉野公園へ
天吹(てんぷく)は尺八に似た形をした小さな竹製の縦笛ですが今回初めてこの笛のことを知りました。興味深かったのは薩摩武士たちは「郷中教育」の中で薩摩琵琶とこの天吹を吹いていたという話で、精神の教育や教えと楽器の奏でる澄み切った音色・音楽はきっと繋がるものがあるんですね。
そしてその二週間後にはニューヨークのジャズピアニストkiyokoさんとATIBAさんのフルートとジャンの演奏を教会で聴くことができました。
お二人から伝わるあたたかなエネルギーと愛を感じつつ演奏も素晴らしかったです!

言葉や言語を超えた何かを感じることは素直な感性、自然体でここちいいものですね。



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