hands holding dough on cutting board

おいしい手の技

今日もいいお天気で蝉の声を背にスイカを頬張る夏の朝です。
昨日はあちらこちらで夏祭りあったようで、車で走っていると浴衣姿の女の子たちを見かけたり、夜には遠くで花火の音が聞こえていましたが友人からも花火の動画が送ってきて、それだけでお祭りに行った気分。

毎年夏に花を咲かせる百日紅の花が満開で、池に落ちるピンクの花を餌だと思うのかメダカちゃんたちがつつきにきます。笑
この時期うちの小さな庭と池にも蝉やトンボ、バッタや蜂、アゲハ蝶などいろんな虫たちを見かけますが、昨日行った吹上のパン教室mymさんのところは、自然がいっぱいで菜園もあったり放し飼いのニワトリやメダカ、猫たちもいたり、手作りの木の階段で家の庭に登っていけたりとても癒される素敵な場所でした。
古民家をご夫婦でリノベーションしたパン教室の空間も古いモノを上手に活かしていたり、紫陽花などのドライフラワーがとてもきれいで、パンが焼ける間も猫たちに癒されたりくつろぎやすくて素敵な雑貨屋さんにいるような空間でした。

そして今回初めてのパン教室でしたが、イメージ的にパン生地を作るのに捏ねたり叩いたり、とても労力がいると思っていたのですがぜんぜん違いました。

ボウルに材料を入れてヘラで混ぜてこねる台の上で生地がまとまるまで手にベタベタつかなくなるまでこねる最初だけ多少チカラを使いましたが、後は持ち上げて伸びた生地をやさしくたたきつけて二つ折りにしたり、両手で生地を挟んで持ち上げて下ろして軽くポンと抑えるとか、両手で包むように生地を転がしたり、基本の生地を作る工程がまるでマッサージの手技ののようでおもしろかったです。
先生曰く、捏ねすぎると生地が裂けたり、うまく膨らまなかったり、生地がかたくなったり美味しさが違うそう。

今回はクルミチーズやハムと紫蘇のエピ、塩パンや塩アンパン、チョコパンなどを作りましたが初めてにしてはとてもうまくできて、出来上がりは先生のパンと変わらないようでしたが食べ比べると先生の生地はキメが細かくて触感がぜんぜん違いました。

同じようにやっていても、先生の手を見ていると手自体がやさしくて、手の動きにリズムがあってその動きを見ているだけでたのしい。
手が生地をつかむというよりも生地が手にくっついてくるような感じ!

簡単そうに見えることほど難しかったり、、奥が深いですよね。

「日々の暮らしに手作りを。
 モノヅクリもシアワセも自分色。」

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