朝はまだ寒いですが空気が澄んでいて気持ちのいい朝です。
庭のコブシの花が満開で、やわらかい桃色の蕾が咲いたと思うとあっという間に散ってまた開いてと毎日目を楽しませてくれます。
あちらこちらでいろんな植物たちが芽吹いていますね。
先日は小さなしゅんちゃんがつくしを摘んできてくれました。
一緒にいた他の子どもたちがめずらしそうに「みせてみせて」と興味津々。
「これはたべられるんだよ」と言うと「ふ~ん」という感じでしたが、次の日一緒につくしをさがしたり草取りをしていたらみみずが出てきたり、お花の香りをかいでみたり子どもたちと一緒にちいさな春を感じた楽しいひととき。
私が子供の頃、祖母が田んぼの畔や裏山からつくしやタケノコ、ツワなどを採ってきてよく食べさせてくれました。
手にいっぱい集めたつくしを新聞紙にひろげて、はかまの部分をとって何度も水につけて洗っていたのを覚えています。佃煮にしたり卵とじにしたり、ご馳走ではないけれどその時にしかたべれない「ばあちゃんの味」がなんだか特別な感じがしていたのを覚えています。
そうそう初めて昨日「酒粕」を買ってみました。
酒粕を使った甘酒やおつまみ、スイーツなどずっと気になっていました。
今はいつでも購入できると思うのですが日本酒ができる冬の時期が旬なんですね。
甘酒も米麴からと酒粕からつくるものと2種類あるというのも最近知ったのですが、今日は少し寒いので簡単な酒粕の甘酒を作ってみようと思います。
酒粕には体にいいとされるいろんな栄養素が豊富といわれますが、調整作用や美肌効果、冷えの緩和など春先の冷えやデトックスにも助けになりそうですね。
今まで使ったことのない食材を使ってみるのも楽しみです。