雨が降ったり風が強かったり春の天気は不安定ですが桜が見頃ですね。
なんだかじっとしていられなくて久しぶりに霧島の方に車を走らせた月曜日。
あちらこちらから淡いピンク色が目に入ってきて、こんなに桜の木があったんだなと気づきます。あっという間に散ってしまうやさしい色の桜を見ているとなんとも繊細な温かさと美しさを感じますね。
新しい環境や人間関係はフレシュでもあり、いつもと違う気使いや空気感があって神経がざわざわしたり緊張しやすかったりするものですね。
そんな時の静かなお花見は気持ちが落ち着いて、特に霧島の森の中は人があまりいないので自然の中でぼーっとできます。土や落ち葉と松の香りが呼吸を深くしてくれます。
霧島にはお気に入りの場所がいくつかありますが、そのひとつ森のカフェギャラリーに立ち寄ってみました。
作家さんたちの作品を眺めながら店主との何気ないお喋りも心地よく。
あたたかい紅茶をいただいているとふと隅っこに置いてある小さな本に目がとまって手に取ってみると、
「過ぎ去った過去に、
心をあそばせることなく
未だ来てもいない未来に、
心を奪われることなく
ただ「今」という一瞬を丁寧に生きることです。」
という言葉が目に入ってきました。
最近いろんなことを考えすぎていて、それこそ過ぎ去ったことや人のことを思い過ぎて「今」あることに感謝したり楽しめていないことに気づけた瞬間でした。
思い立って出かけたお花見が思っていた以上のリフレッシュになりました。
季節は春ですから軽やかに過ごしたいものです。