四月もあっという間に過ぎますね。
ここ数日朝は少し寒いくらいですが日中はもう夏のような日差しです。
そんな日差しの中に爽やかな風と木々の新緑が鮮やかで癒されます。
新年度、新学期が始まってひと月ほどですが疲れがでてないでしょうか?
移動や引っ越しで生活環境が変わったり、社会人から学生となって新たな学びを始めたり、同じ環境でも人間関係が変わったり新しいスタートは新鮮でもありますが、気を使ったり神経も緊張しやすかったりで疲れますよね。
特に精神的な疲れやネガティブな感情は体にも現れます。
例えば
悲しむと気が消える(免疫力低下、疲れやすい)
怒ると気が上がり(頭痛、目の充血)
思い悩むと気は固まり(消化不良、お腹が張る)
恐れると気が下がり(月経不調、冷え、むくみ)
驚くと気は乱れ(動悸、不眠)
喜ぶと気は緩む(過剰な喜びは動悸、不眠)
というように東洋医学では気は感情とリンクして血を動かすのも「気」といわれています。
こころの調子がよくない時は体調もわるくなりやすいですが、ネガティブな感情は血流を滞らせるので細胞に酸素や栄養、ウイルスやがん細胞と闘う白血球も届きにくくなります。
アロママッサージで使う精油はまさに「植物の気」のようなもので、
自分の体調から気の状態や自分の感情を知って、それらに対応した精油を使うことで体や心にもよい変化が現れることがよくあります。
逆にみると好む香りから体調などに気づくこともあります。
悲しみージャスミン・ローズ・安息香
怒りーフランキンセンス・ベルガモット・サンダルウッド
悩みーラベンダー・ゼラニウム・オレンジ
恐れータイム・ローズマリー・ティートゥリー
驚きーネロリ・レモンバーム・シダーウッド
いくつかの精油を嗅いでみると深く呼吸がしやすく慰められた香りはフランキンセンスでした。最近心の疲れは感じていましたが、自分の中にある怒りに気づくことができてひとつ思い当たることが思い出されて手放すことができました。
香りが自分と向き合う助けにもなるんですね。
香りとともに流れてくるモーツァルトの曲が気を整えてくれます。