タカラモノさがし

八月に入ってもう七日。
暦の上では「立秋」だそうですが、まだまだ暑さがきびしくて実感わかないですね~
でも不思議と立秋と聞くだけでいつまでも続きそうなこの暑さに一息つける感覚があります。
長く連絡していない友人に残暑お見舞いを出してみようと思う今日この頃。。。

先日霧島のえびの高原に行ったのですが、一番熱いお昼時間にも関わらず外気は24度。場所によっては風も強くて少し寒いくらいでした。
野草好きな友人が松は解毒作用があるんだよと教えてくれてきれいな赤松の葉をちょいと拝借して食みながら山道を登りました。
白鳥山の山頂からは霧島の山並みや錦江湾に桜島まで大パノラマで見渡せて最高でした。
松にもいろいろありますが、霧島にたくさんある赤松は女松とも言われて、黒松は男松、大王松などもあるそうです。いつか味比べしてみたいですが赤松は思っていた程癖がなくて爽やかでジュースやお茶にしたらよさそうだと思いました。

もう何年も前ですが蒲生の漆というところで「野草のお花見会」というのがありました。
野草に詳しいおじちゃんが一緒に漆をお散歩しながら、「おじちゃんの子どもの頃はおやつがなかったからこの茎のところをよくかじってたのよ。」とか「この葉っぱは音が鳴るんだよ」とか「コレとコレは似てるけど、こっちは食べちゃいけないよ」などなどほんとにその辺にある草や葉っぱや花がけっこう食べれたり遊べたり。
摘んできたものは天ぷらにして食べたのですが、一番印象的だったのが「藤の花」でした。
ブドウの房のようなあの藤の花にそのまま水で溶いたてんぷら粉をつけて揚げて塩で食べたのですが、花の香りはけっこうあるのですが癖がなくて普通に美味しくいただきました。
あまり野草の名前や種類は覚えてないですが、とにかく天ぷらにすると大概の草や葉っぱは食べれるんだなというのを学びました(笑)。

薬草やハーブもそうですが、身近にあるヨモギやスギ、ワセイミントなどもアルコールにつけて傷や虫刺されに使えるチンキに。ガーゼに包んでチンしてアイピロー。お茶として飲んだり、その後の抽出液はお風呂やお掃除にも使えます。
子どもの頃ヨモギやオオバコを潰して傷に塗ったり、ままごとに使ってたな~~

宝物って意外と近くに、ふだん見ない足元とかにあったりするものですね。

2件のコメント

  1. この暑さの中、24℃という避暑地があるのですね~かりちゃんは本当に良いところを知ってますね(^-^)
    小さい頃、ぐみの木になる実を食べたりオシロイバナの実を潰して白い粉でお化粧~ってワイルドに楽しんでたなぁと思い出しました。
    大人になるとその感覚を忘れてしまいますが、足元を見ると意外な発見や刺激があるかもですね!

    1. そうそうグミの実や野イチゴ、オシロイバナの白い粉もお化粧の粉ってほんとに思ってました。(笑)
      子どもの頃に自然に触れて遊んだ経験は五感を通して感覚的にしっかり覚えてますよね。
      今も山に行くのはその感覚と同じ感じがしています。
      よかったらいつか一緒に行きましょう♪

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